イタリアの名門自転車ブランド、ビアンキ。その象徴とも言える「チェレステカラー」は、街中でも一際目を引く鮮やかな色合いですよね。
しかし、ネット上や一部のコミュニティでは「チェレステはダサい」「飽きやすい」といった声が聞かれることもあります。これからビアンキを購入しようと考えている方や、すでにオーナーになったばかりの方にとっては、自分の愛車がどう見られているのか少し不安に感じることもあるのではないでしょうか。
私自身、ビアンキのチェレステを愛用して今年で7年目を迎えます。数千キロを共に走り、酸いも甘いも噛み分けてきた現役オーナーの視点から言わせていただくと、この色は「決してダサくないどころか、深く知るほど愛着が湧く魔法の色」です。
なぜダサいと言われてしまうのか、そして7年経っても色褪せないその魅力とはどこにあるのか。実体験に基づいた本当のところをお話しします。
- チェレステが一部で「ダサい」と評される客観的な理由
- オーナー歴7年で実感した、チェレステを選んで良かった点
- 7年経っても飽きない!センス良く見せるためのカスタム術
- 実際に愛用しているチェレステ色のこだわりアイテム
ビアンキのチェレステが「ダサい」と言われる3つの背景

火のない所に煙は立たぬと言いますが、なぜネガティブな意見が出てしまうのでしょうか。7年間、周囲のサイクリストを見てきた中で感じた理由は大きく分けて3つあります。
1. 圧倒的な普及率ゆえの「定番感」
ビアンキは世界的に超有名なブランドであり、特にチェレステは「定番中の定番」です。どこへ行っても見かけるため、個性を重視する層からは「みんなと同じでつまらない=ダサい」と捉えられてしまうことがあります。
2. カラーコーディネートの難易度
チェレステは非常に主張が強い色です。着るウェアやヘルメットの色を考えずに組み合わせると、全身がチグハグな印象になりがちです。この「色のケンカ」が、見た目の美しさを損なう原因になっているケースをよく見かけます。
3. ビギナーズバイクとしてのイメージ
ビアンキは入門モデルも充実しているため、「初心者が最初に選ぶ自転車」というイメージを持つベテラン勢もいます。そういった偏見が、色そのものへの評価に影響している側面も否定できません。
5年乗ってわかったチェレステの真実

ネガティブな意見を並べましたが、実際に7年間乗り続けている私の感想は全く異なります。むしろ、この色でなければここまで長く乗り続けられなかったかもしれません。
まず、チェレステは「景色に溶け込むようで、実は一番映える色」です。海沿いを走れば青に馴染み、山を走れば緑に映える。どんなロケーションでも写真映えが素晴らしく、休憩中に愛車を眺める時間は至福のひとときです。
また、7年も経つと「流行り廃り」を超越した感覚になります。100年以上の歴史がある色ですから、流行に左右されることがありません。
チェレステオーナーとしてのメリット・デメリット

7年間の経験をもとに、これからオーナーになる方が知っておくべきポイントを表にまとめました。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 視認性と安全性 | 他にない発色の良さで、ドライバーからの視認性が抜群。事故防止に直結する。 | 目立つので、駐輪時の「盗難リスク」には人一倍の注意と対策が必要。 |
| リセールバリュー | 圧倒的人気色なので、万が一乗り換える際も高く買い取ってもらいやすい。 | 人気すぎて、サイクリングロードで同じ車種・同じ色に遭遇する頻度が高い。 |
| 経年変化の楽しみ | 多少の傷や汚れも「味」に見える不思議な包容力がある。 | フレームの塗装剥がれを補修する際、年度によって微妙に色が違い、タッチアップが難しい。 |
私が愛用する「ダサい」を払拭するカスタムアイテム

7年も乗っていると、パーツ選びにもこだわりが出てきます。真っ黒なパーツばかりではなく、要所に「差し色」としてチェレステを配置することで、全体の統一感が格段にアップします。
私が実際に使っていて、「それどこの?」と聞かれることが多いアイテムを紹介します。
チェレステカラーのバーテープ
ハンドル周りは、乗っている時に一番視界に入る場所です。ここを同色のチェレステ、あるいはロゴ入りのものに変えるだけで、プロチームのような雰囲気になります。
ちなみにこのバーテープの前はこちらのバーテープを使ってました。ボロボロになったので交換しましたがこちらもかっこいいバーテープでした。

意外と盲点なキックスタンド
「ロードバイクにスタンドはダサい」という声もありますが、街乗り派なら必須。ここで黒い汎用品ではなく、ビアンキ専用のチェレステスタンドを使うのが大人の余裕です。
飽きずに長く乗り続けるための秘訣

私が7年間飽きずにいられたのは、適度な「引き算」を意識したからです。
全身チェレステ、パーツも全部チェレステ……としてしまうと、さすがに胃もたれします。フレームが主役なら、ホイールやタイヤは黒で引き締め、小物だけで色を拾う。このバランスさえ守れば、チェレステは最高にクールな相棒であり続けます。
難しい言葉を抜きにしても、走り終わった後にふと振り返って「やっぱりいい色だな」と思える。それがチェレステという色の持つ最大の力です。
まとめ
- 「ダサい」という声は、人気ゆえの宿命であり、組み合わせ次第で解決できる
- 100年続く伝統色は、流行に左右されず長く愛せる特別な色である
- 7年経っても色褪せない魅力は、その歴史背景と写真映えの良さにある
- 適切なカスタムとメンテナンスを行えば、誰よりもカッコよく乗りこなせる
ビアンキのチェレステについて、オーナー歴5年の視点で解説してきました。
もしあなたが今、チェレステの色に心を惹かれているのなら、他人の目は気にせずその直感を信じてください。7年後のあなたも、きっと私と同じように「この色を選んでよかった」と笑っているはずです。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
関連記事:自転車のベルは義務?意外と知らない設置ルールと歩行者へのマナーを徹底解説



コメント